K様邸新築工事⑰

 

今回、K様邸の施工に使う部材を、施主様ご夫婦もご同行の上、

プレカット加工の前に、確認、選定に行ってまいりました。

加工前の構造材の形を見る機会はなかなかないということで、

施主様ご夫婦も熱心に見学されていました。

現在、木造住宅に使う構造材(土台、柱、梁、桁)は

表し(あらわし)材専用のプレカット工場で加工されます。

加工に使う部材がきちんと納品されているか、どの部材を

どこに使い、どの面をどちらに向けるかなどを図面と照らし合わせながら

決定していきます。

この作業を「あてこみ作業」といいます。

現場監督も大工さんも真剣に選定作業を行っていました。

 

 

K様邸新築工事⑯

玄関のべた基礎の上に断熱材が入りました。

ポーチの部分に止め枠を設置。

コンクリートを増し打ちし、表面をならしていきます。

養生後、型枠を外しました。

これで、基礎工事完了となります。

 

 

K様邸新築工事⑮

 

エコキュートは節電効果も高く、災害時にはタンクのお湯を

非常用水として利用できることもあり、

設置を検討されている方も多いのではないでしょうか。

弊社での新築等施工物件でも、

エコキュートの設置を推奨させていただいております。

実は、エコキュートは土台作りが不可欠です。

エコキュートの貯湯タンクは、本体だけで60~90㎏、

タンク満水時には400~600㎏とかなりの重量となります。

そのため、しっかりした土台でないと

故障や事故を防げません。

また、万が一故障・修理が必要となった時に、

きちんとした設置工事がなされていない場合、

最悪の場合保証が受けられなくなることもあるのです。

今回は、建物本体と同じ、

「型枠」を作ってコンクリートを打設する

基礎工事を行いました。

配筋工事もされております。

 

設置場所の地盤にもよりますが、

「エコベース」などと呼ばれる既製品の土台を利用する

施工方法もあります。

こちらは型枠を作って、コンクリート打設するより

予算が低く抑えられますが、

地盤がしっかりしていることが必要不可欠となります。

リフォームなどで、古い給湯器からエコキュートへの取替を

ご検討される場合でも、しっかりとした土台が必要

ということを覚えておいていただいくとよいかとおもいます。

 

K様邸新築工事⑭

基礎の型枠解体後、基礎の廻りに配管経路を施工していきます。

給排水同時に行っていきます。

給排水図どおりに設置されているか、現場監督は確認します。

排水は、汚水、雨水がそれぞれ合流する桝を設置。

給水管は、量水器や立水栓の設置予定位置まで敷設し立ち上げ、

土が入らないようにテープなどで養生しておきます。

設置後は最後に土を埋め戻して表面をならして完了です。

 

K様邸新築工事⑬

立上り部分のコンクリートの養生も終わり、

型枠を外しました。

これで、基礎工事は完了です。

玄関部分、断熱工事まで終わらせてます。

この後、外部の給排水管の設置を行っていきます。

 

 

 

K様邸新築工事⑫

基礎の天端均しを行っています。

立上り部分にコンクリート打設後、表面に浮いてきた水や空気が

引いたタイミングで行っていきます。

土台が水平に載せられるように、基礎の立上り部分の上面を

水平にするために、セメント系 セルフレベリング材を流し入れます。

レベルの位置まで流し込まれているか確認します。

しっかり硬化させるため「養生」します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K様邸新築工事⑪

前回、基礎の底面部分のコンクリート打設をご紹介いたしました。

基礎は底面部分と立上り部分の2回に分けて行われます。

コンクリートを流し込んだ後、しっかり固まるまでの期間を

「養生(ようじょう)」といいます。

コンクリートは養生期間が長ければ長いほど強度が安定します。

「建築工事標準仕様書」によると、標準的な住宅基礎の耐用年数の

場合は養生期間は5日以上とされています。

こちらは底面部分打設からちょうど6日目になります。

 

赤い〇で囲った部分。配管用のスリーブです。

これは、給水・排水、電気の配線等を通すために事前に準備する

穴になります。

コンクリート打設後では配管ルートが確保できないため、事前に

配管・配線図を確認して設置を行っておきます。

立上り部分コンクリート打設用の型枠を設置していきます。

今回も、コンクリート打設前の「納入票」確認、チェックを行っています。

 

立上り部分の型枠にコンクリートを流し込んでいきます。

バイブレーターを使いながら、締め固めていきます。

〇で囲んだ部品が「アンカーボルト」です。

土台と基礎をきっちり固定するための大事な金物です。

立上り部分全体にコンクリートを流し込みました。

「養生」期間をおきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K様邸新築工事⑩

こちらは、住宅瑕疵担保保険の担当検査員による、

基礎配筋工事の検査を受けた時の様子です。

問題なく、検査もクリアいたしましたので、コンクリート打設に入ります。

この日は5回に分けて、コンクリートが運び込まれました。

コンクリート打設をする前に、現場監督はこちらの「納入票」を確認し、

配合など、設計基準強度についても設計図面と照らし合わせて

チェックします。

 

 

 

 

 

 

 

コンクリートを流し込みながら、バイブレーターを鉛直に差し込み

振動を与えながら気泡を抜いていきます。

全体に流し込みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K様邸新築工事⑨

地鎮祭の後、神主さんからお預かりしていた「鎮め物」を

基礎の下に納めさせていただきました。

 

これからの工事の安全と完成後の施主様の生活を見守っていっていただきます。

先日、ご紹介した「墨だし」を目安に、鉄筋が配置されているのがよくわかります。

鉄筋の立上り部分や交差する部分においては、鉄筋が重なる部分の

長さを一定以上の長さ確保します。

ピッチの幅もスケールをあてて確認。

配筋の下の部分に白いサイコロのようなものが点々とおいてありますよね。

これは配筋スペーサーといい、組み合わせた鉄筋と下の土との間の距離を

既定の厚さ(かぶり厚さ)分確保するためにおいてあります。

綺麗な格子状に組まれています。

 

 

 

K様邸新築工事⑧

捨てコンクリートが固まったら、その上に建物の位置を記していきます。

このように、基礎の正確な位置を記していく作業のことを

「墨出し」といいます。

この後に行う、配筋工事の基準となる線をコンクリートの上に示していきます。

外周壁も設置されました。

この、墨出しした位置を目安に鉄筋を配置していきます。

 

 

 

K様邸新築工事⑦

砕石がしっかり敷き詰められました。

捨てコンクリートを打設し、防湿シートを敷き詰めていきます。

捨てコンクリートは建物を建築する位置を正確に印をつけるために

行うもので、基礎工事の強度をあげるためのものではありません。

防湿シートは、床下全てに敷くことで、壁内への水蒸気流入を防ぎ、

結露を防いでくれます。

基礎の外周部に捨てコンクリートをならしていきます。

防湿シートが貼られ、捨てコンクリートを打ち終わった状態です。

 

 

K様邸新築工事⑥

前回ご紹介した「やり方」を目安にして、地面を掘っていく

作業を進めていきます。

「根切り」(ねぎり)という作業で、パワーショベルなどの重機を

使って、基礎の地盤まで土を掘り返します。

 

掘り返した地面の底面を「根切り底」といい、ここが施工する家の一番

下になります。

根切りした地盤をきれいにならします。

この上に「砕石」を敷き詰めていきます。

敷き詰めた砕石は、機械を使ってきれいに締め固めます。

建物の負荷に耐える、しっかりとした基礎を作るうえでとても重要な作業です。

 

 

 

 

K様邸新築工事⑤

年明けに、地鎮祭も無事執り行いましたK様邸。

いよいよ工事着工です。

「やり方」を行っていきます。

「やり方」とは、建物を建てる基準を、杭や板を使って設定する作業です。

以前ご紹介した「地縄張り」で、建物の位置を確認しましたが、

この「やり方」で正確に決定します。

基礎が完成するまでは、このやり方が建物の基準となるので、慎重に

作業を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

T様邸改修工事③

今回は、防音工事を希望されている、T様邸の改修工事のご紹介です。

まずは床板をはがしていっています。

現状を把握しつつ、作業工程を進めていきます。

 

以前にも書きましたが、防音工事は非常に難しいところがあります。

施主様のご希望をできうるかぎりかなえたいという思いの元、

現場の皆が一丸となって作業を進めていきます。

 

 

 

K様邸新築工事④

K様邸の地鎮祭を行いました。

前日まで、雪が降ったりやんだりのとても冷え込みが厳しい

お天気が続いていましたが当日は寒さこそ変わらずでしたが、

ご覧の通りの快晴でした

祭壇、お供え物や盛砂も準備ができております。

祝詞をあげ、神様へ土地に建物を建てることを告げ、

工事の安全を祈願致しました。

土地の四隅を御祓いし、神酒、米、塩を四隅にまいて

清めます。

地鎮祭も無事終わりました。

いよいよ着工です。

よろしくお願い致します。

 

 

K様邸差し掛け工事

以前、おうち作りのお手伝いをさせていただいたお宅の

差し掛け工事を行いました。

【差し掛け】とは母屋の壁面から屋根を片流れに出してつけたした

部分のことを言います。

洗濯物を干したり、物置として利用できるスペースとなります。

今回、柱建から垂木設置までを弊社で行いました。

屋根等の仕上げは、K様ご本人が手掛けられます。