K様邸新築工事㊴

玄関アプローチと駐車スペースの工事にとりかかりました。

駐車スペースは土間コンクリートで施工します。

土間コンクリートは、水はけがよく施工性や耐久性に優れているため駐車スペースの床材として使用されます。

その反面、振動や衝撃によりひび割れを起こしやすいというデメリットがあるため、それをできるだけ避けるための仕組みを施します。

まずはワイヤーメッシュ。

今は地面の上に直接おいていますが、コンクリートを流し込む前にメッシュの下にスペーサーを置きます。その上からコンクリートを流し込みます。

もう一つが、土間コンクリートの大きさをある程度の大きさに区切り、その間に「目地」を入れることでコンクリートの亀裂を防ぐ仕組みです。

「目地」にはいろいろなデザインや種類がありますが、今回はレンガを使用しています。

T様邸更新新築改修工事⑩

カーテンボックスが取り付けられました。

今回はカーテンレールだけでなく、カーテンボックスを取り付けることによるメリットをご紹介します。

カーテン自体にも「断熱性」と「遮光性」の性能がついているものがありますが、カーテンボックスをつけることでその性能を高めてくれます。

カーテンレールにカーテンを直接取り付けるとどうしてもレールとカーテンに隙間ができ、そこから光が漏れます。

またその隙間から外からの熱気、寒気が伝わってしまいます。

カーテンボックスの内側にレールを取り付けることで、カーテンとレールの隙間を埋め、遮光性・遮蔽性が高まり、断熱効果も上がります。

断熱効果が上がれば冷暖房の効果も長持ちし、電気代の節約にもつながりますね。

間取りや、設置箇所の状況などいろいろな制約等もありますが、様々な機能をうたうカーテンの機能の効果をさらに高めるために、カーテンボックスの設置を考えてみるというのもいいですね。

K様邸新築工事㊳

建物の側面(東側と西側)、背面に砕石を敷き込みました。

こちら東側

西側

北側

砕石を敷く際は、防草対策も必要です。

施工中に生えてきていた草は除去し、防草シートを敷いた上に砕石を敷き込んでいってます。

 

K様邸新築工事㊲

いよいよ外構工事にとりかかります。

まずは地盤面を水平に整える作業を行います。

地面を掘る工事のことを「根切り(ねぎり)」といいます。

あらかじめ決められている所定の根切り深さまで掘った面を

水平に堀り揃える作業が「床付け(とこづけ)」です。

この床付けを施した面のことを「床付け面」と呼びます。

床付け面に砕石を平らに敷き込み、ランマ―を使って転圧を行いました。

床付け面の水平さが保たれているかどうかが、外構の仕上がりに影響してきます。

 

T様邸改修工事⑨

T様邸の天井下地工事が進んでおります。

 

一般的に木造の天井の構成部材は、一番上から

梁→吊木→野縁受け→野縁→石膏ボード→仕上材(クロス等)となっています。

この段階ではまだ石膏ボードが取り付けられてはいないので、野縁まで見えている状態ですね。

野縁は石膏ボードを取り付けるためのもので、それを支えているのが野縁受け。

その野縁受けを上から吊っているのが吊木となります。

建物の構成部材にはそれぞれ名称があるのですが、その由来がわかるとなるほど~と思うことが多いです。

K様邸新築工事㊱

先日ご紹介した、玄関ホールの洗面台。

水の飛び散りをガードしつつ、玄関入り口から丸見えにならないようにというお施主様のご希望で設置された衝立のような壁。

木枠の中にスリガラス調のツインパネルがはめ込まれています。視界を遮りつつ光は通すので開放感のある空間になりました。

こちらはレストルームになります。

トイレットペーパーや予備のタオルなどが置けるように設置された棚。

お施主様との打合せのご様子をご紹介したときに位置決めを行っていた洗面所の棚も取付完了です。

K様邸新築工事㉟

内部の工事もほぼ終了間近となってきました。

外構の細かい打合せなど、現場にて施主様と打合せをさせていただきました。

タオルを置く棚の高さを決めているところです。

完成が近づき、お施主様も新しい空間での生活イメージが

どんどんわいてきて、ワクワクされていることが伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

T様邸改修工事⑧

先日ご紹介したT様邸の階段取付工事。

踊り場の先の階段の取付も順調に進んでおります。

側面の板をこのように取り付けて、

加工した段板を、取り付けていくと、

こうなります。

下から見あげるとこのような感じになります。

段板にしっかりと厚みがあり、昇り降りする足を支えてくれそうですね。

 

 

 

K様邸新築工事㉝

K様邸の内部工事も着々と進行していっております。

こちらは玄関入ってすぐのホールに設置された洗面台。

帰宅してすぐに手洗いをという施主様からの要望で玄関の一角に設けられました。

感染予防の観点から、帰宅後すぐに手洗い・うがいを心がけていらっしゃる方も多いと思います。

しかしながら、帰宅後、洗面所へ行くまでに、脱いだ服をかけるのにハンガーを触って、ドアを開閉し、照明のスイッチを押す等、いろいろなところを触らざるをえません。

結果的に帰宅後の除菌を徹底しようとすれば、上記の触れたところ全てを消毒して回らざるを得ないという状況になります。

玄関のすぐ近くに洗面台のある間取りは、そのような悩みからも解放されますし、また感染症予防や花粉症対策、小さなお子様との外遊びや元気なペットとの散歩から帰宅後の手洗いなど、それぞれのライフスタイルに合わせた暮らしやすさを考えた時にとても有効な間取りとなります。

コストや間取り、家族構成などを考慮すれば、玄関近くに洗面台のある間取りも様々なパターンが考えられます。

まずはご相談くださいね。

 

 

 

 

T様邸改修工事⑦

階段の加工取付が行われております。

階段支持材を取付けます。

こちらの段板を取り付けていきます。

段板と段板を縦につなぐ部材、蹴込板がない、【透かし階段】となっています。

段板の厚さによって、踏面の安定感・安心感がありつつ、段鼻の丸みをおびた加工によって柔らかさのある雰囲気をもつ階段に仕上がってきているように思います。

ここから踊り場があって、90℃向きを変える「かね折れ階段」の仕上がりとなる予定です。

 

 

 

 

K様邸新築工事㉜

内部壁工事。

PBボードを張り、その上にケナフ和紙を張りつけました。

下地のPBボードの表面をできるだけ平滑にし、仕上の和紙クロスを張りつけていきます。

PBボードは石膏ボードとも呼ぶこともあり、石膏を芯材としてその両面と側面をボード用紙で覆ったものです。耐火、遮音、断熱性が高く、室内の仕上げの下地材として使用されます。

和紙の壁紙には、

調湿効果:木材のように湿度を給排出する。

調光効果:照明の灯りや日光を柔らかく感じさせてくれる。

保温効果:繊維のすき間が大きく、そこにためた空気で保温します。

吸音効果:光と同じように音も吸収、分散、乱反射します。

上記のような効果があり、柔らかな風合いがかもしだされます。

自然の風合いをお好みの方は、壁紙のリフォーム等を検討される際に、ぜひ和紙の壁紙も候補の一つとして入れられても良いかと思います。

 

 

 

T様邸改修工事⑥

床の下地工事。大引(おおびき)の上に根太(ねだ)が大引と直行するように設置。

その間に防音・断熱材をすき間なく入れ込んでいきます。その後仕上の床材を張っていく【根太工法】で行っていっております。

この仕上の床板材、ムク 杉板 浮造り(t=30)を使用してます。

幅が190㎜、厚さ30㎜、長さ4.0mの板です。両側を 雄実(おすざね) 雌実(めすざね) と呼ばれる、相互に差し込むための本実加工を施したものです。

この加工をすることで、表面に釘の頭を出さずにしっかりと固定できる造りとなっています。

 

釘の頭の見えない綺麗な仕上がりとなっています。

 

K様邸新築工事㉛

足場が解体されました。

綺麗に仕上がった外壁が姿を現しました。

キッチン取付

内部の工事がどんどん進んでいます。

富永ジョイナー有限会社 富永氏に製作依頼をしました木製建具もいよいよ出来上がり間近だそうです。

 

 

 

T様邸改修工事⑤

床の下地の施工がすすんでおります。

大引に根太を架け渡していってます。

こちらは先日ご紹介した玄関の「式台」の取付の様子です。

上がり框も取付けられています。

 

K様邸新築工事㉚

玄関からLDKにかけての壁の杉板張りの様子のご紹介です。

以前、当ブログでも【ムク杉材の抗ウイルス効果】についてご紹介しました。

木材には、インフルエンザウイルスをはじめ、ウイルス感染症に対して一定の抑制効果があることが確認されています。

木材は、空気が乾燥している状態では、木材中に含まれている水分を放出して収縮し、湿気の多い状態では空気中の余分な湿気を吸収して膨張するという「調湿作用」を持っています。インフルエンザは、気温20℃以上、湿度50~60%の環境下で生存率が低くなるそうです。木材の調湿効果で部屋の中の湿度を保ち、乾燥を防ぐことでウイルス感染症対策にもつながります。

また木材の香りに含まれる成分にも抗菌作用があります。

上記のようなウイルスの感染力を素早く低下させる作用があるムク杉板を、K様邸の壁や床、天井にも施工させていただいております。

玄関入ってすぐホールの壁になります。

こちらはリビングの壁です。

こちらはキッチンになります。

先日も、ご近所の方から「こちらの建物からはいつも良い香りがする」とお声がけをいただきましたが、K様邸の現場は、建物の中に入る前から木の芳香が感じられます。

木の持つ天然の抗ウイルス・抗菌作用を味方につけたK様邸のお家づくり、順調に施工が進んでおります。