K様邸新築工事㉚

玄関からLDKにかけての壁の杉板張りの様子のご紹介です。

以前、当ブログでも【ムク杉材の抗ウイルス効果】についてご紹介しました。

木材には、インフルエンザウイルスをはじめ、ウイルス感染症に対して一定の抑制効果があることが確認されています。

木材は、空気が乾燥している状態では、木材中に含まれている水分を放出して収縮し、湿気の多い状態では空気中の余分な湿気を吸収して膨張するという「調湿作用」を持っています。インフルエンザは、気温20℃以上、湿度50~60%の環境下で生存率が低くなるそうです。木材の調湿効果で部屋の中の湿度を保ち、乾燥を防ぐことでウイルス感染症対策にもつながります。

また木材の香りに含まれる成分にも抗菌作用があります。

上記のようなウイルスの感染力を素早く低下させる作用があるムク杉板を、K様邸の壁や床、天井にも施工させていただいております。

玄関入ってすぐホールの壁になります。

こちらはリビングの壁です。

こちらはキッチンになります。

先日も、ご近所の方から「こちらの建物からはいつも良い香りがする」とお声がけをいただきましたが、K様邸の現場は、建物の中に入る前から木の芳香が感じられます。

木の持つ天然の抗ウイルス・抗菌作用を味方につけたK様邸のお家づくり、順調に施工が進んでおります。