前回、基礎の底面部分のコンクリート打設をご紹介いたしました。
基礎は底面部分と立上り部分の2回に分けて行われます。
コンクリートを流し込んだ後、しっかり固まるまでの期間を
「養生(ようじょう)」といいます。
コンクリートは養生期間が長ければ長いほど強度が安定します。
「建築工事標準仕様書」によると、標準的な住宅基礎の耐用年数の
場合は養生期間は5日以上とされています。
こちらは底面部分打設からちょうど6日目になります。
赤い〇で囲った部分。配管用のスリーブです。
これは、給水・排水、電気の配線等を通すために事前に準備する
穴になります。
コンクリート打設後では配管ルートが確保できないため、事前に
配管・配線図を確認して設置を行っておきます。
立上り部分コンクリート打設用の型枠を設置していきます。
今回も、コンクリート打設前の「納入票」確認、チェックを行っています。
立上り部分の型枠にコンクリートを流し込んでいきます。
バイブレーターを使いながら、締め固めていきます。
〇で囲んだ部品が「アンカーボルト」です。
土台と基礎をきっちり固定するための大事な金物です。
立上り部分全体にコンクリートを流し込みました。
「養生」期間をおきます。