石井町、森本院境内のしだれ桜が
すでに満開というニュースを見て、行ってきました。
春の雨は、まさに「桜雨」というそうですが、
満開のしだれ桜と雨、趣があります。
中国風の鐘楼門を抜けると・・・・
苔むした石段。
石垣を見上げると、満開の桜が。
みなさん、見とれていらっしゃいました。
今年は桜の開花が思いのほか早いようです。
『徳島すぎの家』を創る徳島の一級建築士事務所です
日々の生活の中で、感染症対策は今や最優先事項の
ひとつとなってきています。
マスクの着用、うがい、手洗い・消毒、三密の回避など
一人ひとりができる対策を実行しながら日々の生活を
過ごしていらっしゃることと思います。
そんな中、感染症対策への利用に大いに期待できそうな
ニュースが発表されました。
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【ムク杉材の抗ウイルス性確認】~2時間で99.9%不活性化
自然素材型住宅を手掛ける全国の工務店が参加する
協同組合木の家の健康を研究する会は、インフルエンザA型の
感染力を99.9%以上低下させることが確認された研究結果を
実験した九州大学研究員の清水邦義准教授が発表した。
ムクの杉板(天然乾燥、高温乾燥)と化粧合板の各表面上に
ウイルス液を滴下し、2時間後にそれぞれのウイルス液の
感染力を調べた結果、杉ムク材に滴下したウイルスの感染価が
3桁以上低下がみられた。
JIS規格の抗ウイルス試験では、感染価が2桁以上低下しない
限り効果なしとみなされる。
清水准教授は
「今回の結果は杉の調湿性と芳香が関係しているのではないか」
と述べ、杉ムク材の材質による効果である可能性を示した。
また、九州大学は弱毒性のコロナウイルスを使って今回と同様の
実験を行い、結果を5月にも公表する予定。
同組合では、杉を内装に使った様々な実験データをまとめた冊子
「健康に良い自然素材の木の家」を発行しており、3月下旬に
今回の実験データを加えた改訂版の増刷を予定している。
(日刊木材新聞 2021年2月26日 金曜日 掲載より抜粋)
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今後の研究結果にも、ぜひ期待したいです。
いつも綺麗な花の写真を撮影してきてくださる
現場監督。
今回はこちら。
木瓜【ボケ】
バラ科の落葉低木なんですね。
ボケは、瓜(うり)に似ている果実が実るため、
木になる瓜で「木瓜(もけ/もっけ)」と呼ばれていました。
この「もけ/もっけ」が訛ってボケとなったと言われています。
ボケの花と実の断面をモチーフとした「木瓜紋」は
日本でよく使われる紋の一つです。
ボケの五弁の花を模った「五つ木瓜」は戦国武将 織田信長の
家紋です。
そのイメージからなのか、ボケの花言葉の中には
「先駆者」「指導者」
の意味があります。
それ以外は
「妖精のかがやき」「魅惑的な恋」の意味もありますよ。
織田信長つながりでいえば、
昨日、漫画「群青戦記 グンジョーセンキ」を5巻まで一気読みしました。
もうすぐこの漫画原作の映画も公開予定なんですよね。
いわゆるタイムトリップ物ですが、この原作の荒々しいスピード感が
どこまで実写化されているのか見に行きたいなと思ってます。
エコキュートは節電効果も高く、災害時にはタンクのお湯を
非常用水として利用できることもあり、
設置を検討されている方も多いのではないでしょうか。
弊社での新築等施工物件でも、
エコキュートの設置を推奨させていただいております。
実は、エコキュートは土台作りが不可欠です。
エコキュートの貯湯タンクは、本体だけで60~90㎏、
タンク満水時には400~600㎏とかなりの重量となります。
そのため、しっかりした土台でないと
故障や事故を防げません。
また、万が一故障・修理が必要となった時に、
きちんとした設置工事がなされていない場合、
最悪の場合保証が受けられなくなることもあるのです。
今回は、建物本体と同じ、
「型枠」を作ってコンクリートを打設する
基礎工事を行いました。
配筋工事もされております。
設置場所の地盤にもよりますが、
「エコベース」などと呼ばれる既製品の土台を利用する
施工方法もあります。
こちらは型枠を作って、コンクリート打設するより
予算が低く抑えられますが、
地盤がしっかりしていることが必要不可欠となります。
リフォームなどで、古い給湯器からエコキュートへの取替を
ご検討される場合でも、しっかりとした土台が必要
ということを覚えておいていただいくとよいかとおもいます。
前回、基礎の底面部分のコンクリート打設をご紹介いたしました。
基礎は底面部分と立上り部分の2回に分けて行われます。
コンクリートを流し込んだ後、しっかり固まるまでの期間を
「養生(ようじょう)」といいます。
コンクリートは養生期間が長ければ長いほど強度が安定します。
「建築工事標準仕様書」によると、標準的な住宅基礎の耐用年数の
場合は養生期間は5日以上とされています。
こちらは底面部分打設からちょうど6日目になります。
赤い〇で囲った部分。配管用のスリーブです。
これは、給水・排水、電気の配線等を通すために事前に準備する
穴になります。
コンクリート打設後では配管ルートが確保できないため、事前に
配管・配線図を確認して設置を行っておきます。
立上り部分コンクリート打設用の型枠を設置していきます。
今回も、コンクリート打設前の「納入票」確認、チェックを行っています。
立上り部分の型枠にコンクリートを流し込んでいきます。
バイブレーターを使いながら、締め固めていきます。
〇で囲んだ部品が「アンカーボルト」です。
土台と基礎をきっちり固定するための大事な金物です。
立上り部分全体にコンクリートを流し込みました。
「養生」期間をおきます。