K様邸 新築工事、前回基礎工事が終わりましたので
続いては「木工事」に移ります。
木工事とは、木材を主原料とした加工・組み立てなど
家の骨組みをつくる工事のことです
その工事の最初の工程が「土台敷き」になります。
土台敷きとは、基礎コンクリートの上に
土台や大引き(床の構造材)を設置していく作業です。
以前、プレカット工場で加工された木材が使われます。
『徳島すぎの家』を創る徳島の一級建築士事務所です
K様邸 新築工事、「配筋工事・配筋検査」の次は
基礎工事の「コンクリート打設」です。
コンクリート打設は、生コンクリートを枠の中に流し込み
建物の基礎を作る作業のことです。
「打設」とは、もともと生コンクリートを充填するため
念入りに叩いたり突いたりして空気や水を出したことに
由来するとされています。
バイブレータや圧送技術などで余計な空気や水分を抜いて打設し、
しっかりと締め固めを行います。
塗料の表面を均一にする「レベリング剤」を流し込んでいます。
塗料が流動し、平らで滑らかな塗膜ができる性質があるので
基材の凹凸や下塗りの影響を受けず、
へこみなどの塗膜欠陥を抑制します。
しばらく養生期間をおき、コンクリートを乾燥させます。
K様邸 地業工事の最終になります。
④防湿シートの敷き詰め
十分に転圧した後には、防湿シートを敷きます。
防湿シートは、基礎の底盤部分を覆うように敷いていきます。
これは、地面からあがる湿気を防ぐためのものですので、
隙間が出来たり破れ(欠損)箇所ができないようにしていきます。
何枚もの防湿シートを使用するので、シートとシートを
重ねて敷いていきます。
⑤捨てコンクリートの打設
防湿シートを敷き詰めた後は、捨てコンクリートの打設です。
略して「捨てコン」と言われいますが、この捨てコンクリートは
基礎構造部ではありません。
(スミ出し用:型枠のラインや鉄筋組立の目印になる為)
上記の写真は、防湿シートを敷いた上に捨てコンクリートを
打設した後のものです。
通常、捨てコンクリートは、根伐り底の部分にミキサー車が
来て打設していきます。
K様邸 新築工事のご紹介です。
地業工事の②砕石の敷き詰め・③転圧になります。
掘削した底の部分(根伐り底)へ砕石を敷き詰めていきます。
この工程がある場合には、砕石を小端立て
(縦に使う~凸部を上に向けて立たせる事)に並べて、
隙間に目潰し砂利を撒いて上から突き固めます。
従って地業の厚さが150mm程度になります。
べた基礎の場合には面積が広くて手間が掛かりますので、
一般的には砕石地業が多く採用されております。
そして、ランマーという機械でしっかりと
転圧(下写真)していきます。
この作業は、砕石を締め固めするためのもので大事な工程です。
次回は、④防湿シートの敷き詰め・
⑤捨てコンクリートの打設になります。