徳島すぎについて
温暖多湿な徳島の山に育つすぎは、強度、色、つやともに申し分のない、家づくりに最適の材料です。
木の住まいが好まれるのは、日本人が伝統的によく木材を利用してきただけではなく、木材に高い断熱性・調湿作用があり、日本の風土に適するとともに、人に心地よい感覚をもたらす「素材としての特徴」があるためです。
メディアでハウスメーカーが「地震に強い家」などとCMを流していますが、プロとして住まいを創るとき、耐久性・耐震性など当たり前のことです。
また、日本の家屋は耐久性ではなく、耐用性で家の寿命が決まってしまいます。
ふんだんに使用する木材を適材適所に配置し、耐久性だけではなく、耐用性の高い住まい作りを行ってます。
自然素材の・無垢材は使い込むほどに味わいが増します。
薄物、貼り物、プリント物などの工業製品は最初が一番良く、使い込んでいくうちにニセモノの顔が露呈してきます。そして寿命となります。家族の思い入れや歴史は無垢材では味わいとなり、美しく経年変化を重ねます。
木の性質を理解した上での材の適材適所への配置は、もちろんのことです。
木材に囲まれた空間は、温かみや安らぎがあります。
これは木材の香りや手触り、木目などが心地よい感覚を人に与えるためです。
人の五感(視・聴・嗅・味・触覚)にやさしい木材は、生活環境を守ってくれます。特にすぎ板の調温・調湿効果は年間を通じて室内環境を快適に維持してくれます。
また、大きな意味では木材を使用することで地球温暖化防止に貢献し、地球環境にもやさしい住まいとなります。
●徳島杉 プレカット材
培われた伝統を受け継ぎながら、構造材の新しいプレカット技術を活かして、強度・精度・コスト・工期など、今の木造建築に求められる厳しい要件を満たす道を開きました。
●徳島杉 乾燥材
徳島すぎの家では適材適所に応じた乾燥方法で、住まいのための木材をつくっています。
●徳島杉 仕上げ材
自然のぬくもりあふれる仕上げ材を、内装・外装ともに積極的に取り入れています。