大松町M邸

DATA:
施工場所 / 徳島県徳島市
家族構成 / 1世帯住宅
延床面積 / 80.63平米/24.39坪
設計 /(YM設計㈲)


起工式

本日晴天なり。
大松町でM邸の起工式を行いました。

友引で日もいいので絶好の起工式日和。
宮司様はU邸でお世話になった諏訪神社にお願いしました。

女性の宮司様だからなのでしょうか?
とても細やかで丁寧に接して下さいます。

そのお心使いはお式の方にも表れている気がしました。

刈初の儀
設計者が鎌で草を刈り

穿初の儀
オーナーM様が盛り砂に鍬を入れ

床鎮めの儀
宮司様が鎮め物をして

鋤入の儀
最後に棟梁が鋤で砂をかけます

続いて玉串奉天。
M様、今日は土曜日ということもあってご家族でお式に参加して下さったので
全員で玉串奉天を行いました。

まずは御主人様

続いて奥様

本日初めて会ったM様の御長男。
むさくるしい世代の中3男子とは思えぬ、きれいな顔立ちでびっくり。
(果たして施主の息子さんをつかまえてこんなことを書いてもいいのだろうか!?)

次男クン↓
お式の後、近所のあいさつ回りに一緒についてきてたので、
彼とはいろんな話をしました。
学校がちょっと遠くなるとか
ピンクコースが緑コース(通学コースの話)に変わるとか。
お友達の住んでいる家を教えてくれたり。
仲良しになれたかな~?

そういえば「今日さくらは一緒に来てないん?」と聞かれましたよ(笑)
今度から「え~さくらはどうしましょう?」と出動確認が必要か?
犬が好きなので会いたかったそうです。

最後は末っ子三男クン↓

宮司様に手ほどきを受けながら上手にできました。

「お神様が来てくれることは滅多にないけん、
欲しいものとか、願い事があったら
家のことをお願いした後、頼んどきよ」

と宮司様に言われ、何やら真剣な面持ち。
何をお願いしたのかな?

お式が終わった後、敷地の四隅のお祓いに。
ご主人様が洗米、奥様が塩
所長がお酒、長男クンが水、下の二人が紙吹雪担当。

M様ご家族にとって大切な儀式。
家族全員で参加して下さって、お子様達もそれぞれ役割を担って
きっといい思い出になったと思う。

無事起工式も終了。
おめでとうございます。

今日、ホント天気良くて・・・私焼けたかも。


棟上

昨日、大松で棟上がありました。

梅雨入り前に棟上を終える工程を組んでいたのですが
梅雨入りが早まったため、天気との格闘。

前日までの作業↓
小屋組までを終えて、シートで包んで棟上に備える。

朝一番で棟上
M様ご夫妻、3兄弟の下二人のお子さんも参加。
M様御主人のお父様も、マイ地下足袋を履いて登場です。

Eクン、Kクンは大きくなってもきっとこの日のことを覚えているだろうね。
学校へは遅れて行った二人。
学校は逃げないけど、こんな貴重な経験はそうあるもんじゃないよね。

ちなみに二人の木槌は、
彼らのために棟梁が作った子供用の小ぶりなもの。

棟が上がった後は棟梁の祝詞です。

棟上の時にはいつもそうですが、
屋根の上から見る眺めはこの日が最後。
M邸の東側は、田んぼの風景が広がっていて、気持ちが良かった。

やんちゃ盛りの子供たち。

Eクンはとても青いヘルメットが似合ってた。
昨日もお父さんに聞いたそうだ。
「さくらは来てないん?」(笑)

堂々たるイデタチのKクン。
一仕事終えた消防士さんみたいだよ。

二人とも怖がることなく
あっさり梯子を上って、あっさり下りていった。
やっぱ男の子だなぁ~。

高いところで記念撮影。

お昼はM様にお弁当を用意して頂き、ごちそうになりました。
M様からの一言。
子供達は、残念ながら学校で給食です。

お昼が終わると、雨仕舞いに向け作業を進めていきます。

大工さんたちは屋根の上での作業。

電気屋サンは2階で作業。

画像は、将来太陽光発電を載せられるようにするため
準備工事の空配管を送っています。

管の先を持ち、軒裏を通していくHさん。

引いて見るとこんな作業風景↓

M邸は手前が平屋、奥が2階建てとなっています。
レッカー屋さんが奥の2階建てに材を送っているのですが、
レッカー屋さんからは見えていません。

なので、手前の平屋から棟梁が送り先の指示を出しています。
(ブルーシートの所に見える人影が棟梁)

こういった職人サンたちの連携で家は出来上がっていきます。

田んぼの向こうの道から撮るとこんな感じ。

どこのお宅でもそうですが、
基礎の段階で見ると、平面的なので家が小さく感じるんです。

柱が立ち、空間が構成されてきてやっと
「結構大きいんだ」と実感がわく。

M邸は大きな家ですが、それでもやはり
基礎の段階では小さく感じられたとおっしゃっていました。

これから、どんな家になっていくか楽しみです。
上棟、おめでとうございます。


現場打ち合わせ 見学会

昨日(日)、一昨日(土)とM邸の構造見学会でした。
暑い中足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。

2日間ともええ天気でしたわ~。
画像からも伝わってくる夏!まぶしさ全開。

室内側から上の画像を撮った場所を見るとこんな風景が広がっています↓

養生のメッシュシート越しの画像。
シートが取れたらロケーションもバッチリ。
夏の暑い時期は、田んぼの緑を眺めて過ごす時間が増えそうです。

構造見学会なので、まだ断熱工事は完了していません。
なので現場は暑かった~。
でも窓から風がスーッと通り抜けて、ここにいるととても涼しい。

やはり、風の抜け道をつくること、
風が動くことが大切なのだと改めて実感しました。

この窓の前はベランダ。ベランダの下はLDK前のテラス。
夏の夕涼みはこのベランダ下のテラスに決定ですね。

ほら、想像してみて下さい。
たらいに水を張って足を浸しながら、茹でたとうもろこしをかじる。
ん~いい感じ~(妄想が広がる)

・・・まぁ冷えたトマトでもいいし、スイカでもいいんですけどね・・・
「夕」涼みだと何とな~く「とうもろこし」かなと。

皆様だったら「茹でたとうもろこし」に何をあてこみますか?
うちの所長なら間違いなく「冷えたビール」という答えが返ってくるはず・・・。

今朝もM邸へ外壁の打合せに行ってました。
打合せ中の所長とM様御主人。

室内では、大工さんが見学会で床下の構造を見せるために
張り残していた部分を張る作業中。

また外では外壁の断熱工事が進行中。

暑さと戦いながらの工事。
大変ですけど、宜しくお願いします。

それにしても快晴。

空の青と、雲の白。

光庭から見える空も鮮やか。

ところで、M邸は道路を挟んで多田羅川があります。
今は水量も豊富で、魚の姿が沢山見える。
水辺の風景も涼しい感がありますよね。

大物を発見↓

いや~竿が手元にあったらな~。うずうず。
この場所でキャッチアンドリリース
(釣れるが前提。坊主になることは考えていない)
をしながらちょっと3時間くらい・・・
楽しいだろうな~でもかなり焼けるだろう~な~(エンジョイアンドリスク)

秋の風景も楽しみです。


家具打合せ

昨日、M邸に打合せに行ってきました。

7月11日に外壁の打合せをして以来の打合せです。
建坪が大きく、木工事の期間が長いため
次の打合せまでだいぶん間があいておりました。

昨日の打合せ内容は盛り沢山。
家具・建具・石・タイル・化粧板・塗装色・カーペットなど。
現場が工程表より早く進んでいるので、前倒しでの打合せ。
そのうえ一人で行ったので、てんやわんやでした。

所長と二人で行く時は、打合せ風景の写真を撮る余裕もあるけれど
昨日はそれどころではなかった。

さて、外部は足場払いを待つのみとなっています。

袖壁と袖壁の間にベランダとテラスがつく予定。

室内は木工事を終え、私の打合せ待ちの状態。

杉材は赤から白へ床側を濃く、グラデーションになるよう張っていきます。
その方が美しい仕上がりになります。

また、節の入り具合で、どの場所にどの材を持ってくるか
板材も構造材と同じようにちゃんとあてこみをしてから張っています。

ただ板を張るだけでは美しく仕上がりません。
一般の方はそんなこと説明されないと分かりませんよね。
そのちょっとしたことが、仕上げを決めているのです。

ちなみに、玄関など来客の目に触れるところに
節の少ないキレイな材を配置することが多いです。

玄関からリビングを見る↓

リビング付きの階段は、当初の計画では腰壁がありましたが
ない方が広く感じるということで、とっぱらいました。

リビング側から階段を見る↓

階段下は収納。奥のカウンターは子供たちの勉強場所。

階段下の斜め部分も利用した勉強カウンター↓

このカウンターは光庭に面しています。
背面側にはキッチンがありますが、目線を切る壁があるので
オープンなんだけども落ち着くエリアとなっています。

おそらく、引越し後は子供たちのたまり場となることでしょう。
宿題・ゲーム・マンガ・ネット・・・・おやつもここで食べるかなぁ。

2階は、吹き抜けに面する手摺ができていました。
最近タテ格子が人気。
何故か?ヨコ格子は埃がたまりそうだから。

先ほど階段を紹介した画像に映っていた杉の丸太柱は
この手摺の右端の下階にいます。
手摺にロープをつないで垂らせば、家の中での木登りができるなぁ。

まだまだ厳しい残暑が連日続いています。
昨日も暑い一日でしたが、
M邸は窓を開けるとスーッと風が抜けていきました。

職人サン用の扇風機はあるけれど、
昨日の暑さの中でもスイッチをつけることはなかった。

自然の風は無料。ただなのだからどんどん使うべきと思う。

夏は風がよく通り、冬は暖かい日差しを取り入れる。
自然の風や太陽は無印良品ならぬ、無料良品。

晩御飯のおかずをケチってエアコンの電気代を捻出するよりも
無料良品の風を利用して、
晩御飯の後に家族で花火でもしながらスイカを食べる方が
本当の贅沢な暮らしといえるんじゃないのかなぁ・・・。


施主工事①

①体力的に難しい。
②時間的に難しい。
③天候が悪くて予定が大幅にズレてしまった。

そういった理由がない限りは、必ずと言っていいほど
工事の中に盛り込まれている施主工事。

M様御夫妻にもその時がやってきました。

ベランダの手摺のオスモ塗装を2階の室内で作業中。・・・ん?

後ろにいらっしゃる方は・・・?

御主人様のお父様です。ヘルプに来て下さいました。
親子鷹の風景↓

そう言えば同じ苗字の北島のM様も助っ人はお父様でしたね。
男同士の絆・・・いい感じです。

M様のお父様は家具などを自主制作するんだそうです。
なので工事中の端材はお父様が使うため
取り置きして欲しいとの依頼もありました。

おそらく引き渡してからも引っ張りだこで忙しくなりそうなお父様。
私だったら絶対言うと思う「お父さん、あれ作って~」(笑)
M様のお父様なら、喜んで作ってくれそうな感じが漂います。

M様御主人は草刈やら窓の洗いやら既に施主工事をいろいろされていますが、
塗装作業以外の他の作業もまだまだこの後控えています。
大変ですけど頑張って下さいね!

さて、現場の近況を少し。
M邸は足場払いが終了。

外壁の色決めであれこれ悩んだM様。
出来上がりを見て「これにして良かった~」というお声を聞いてほっと一安心。

足場がはずれたので外部のテラス工事へと進んでます。
が、まずは束石のセットから。

棟梁↓上からのショットのせいか、お砂遊びをする子供のように見える。
(ごめんなさい)

その頃室内では、先日打合せで決めた建具の吊り込み作業が
早くも行われていました。

吊り込み屋サンのSさんです↓

着々と現場は進んで行ってます。
そういえば打合せもあと1回を残すのみとなりました。

石・タイル・クロス・漆喰塗・カーペット・設備機器の取付など
多業種の工事が残ってはいるものの
それもあれよあれよという間に終わってしまいそうだなぁ~。


施主工事②

昨日、M邸最後の打合せに行ってきました。
後は施主工事と残す工事を進めていくのみ。

お昼をはさんで午後からは建具のオスモ塗装指導。
施主工事になります。

昨日も御主人のお父様が助っ人で参上。

でも何故か気になる、帽子の上のハチマキ。
ハチマキだけの方がわずらわしくないんじゃなかろうかと
何回も突っ込みをいれそうになった(笑)

家が大きいと建具も沢山ある。
施主の作業量もそれに比例する。

1枚の建具を分業で効率よく4人で塗っていく。
私はその間、マスキングテープ係を引き受けました。

突然ですが・・・これ↓何だと思います?

M様のお父様に頂いた手作りの知恵の輪。
M様も、息子さんたちも、お父様のこの知恵の輪で育ったそうです。

そういうのってとても素晴しいと思います。

M様のお父様は、御自分で家具を作ったり
知恵の輪を作られる器用な手先を持った方なので格別だとは思います。

でも不器用でも、手作りのものを与えたり、触らせたりしながら
ふれあうことこそが大切なのだと思います。

新聞紙を丸めて作った刀で充分。
そしてぜひ一緒にチャンバラを。
その刀はこの世の中に1点しかないおもちゃであり
大切な思い出となっていつまでも心に留まることでしょう。


完了検査 完成間近

昨日、役所の完了検査だったM邸。
無事検査も合格し、ほっとしました。

後はお引渡しまで、各業者の自主検査、YM検査、
施主工事、ダメ直し、試運転など諸々あります。

新聞広告も出して完成見学会も行う予定ですので
ぜひとも見に来て頂きたいと思います。

さて、どんな感じに仕上がっているかというと・・・↓↓↓な感じです。

リビングからキッチンを見る↓

M様のご要望により、リビングの床はさくら、壁は漆喰です。
真壁造、杉の構造体表わしのYMスタイルはそのまま。

リビング部分↓
この窓は南側の窓。
光を入れるため、吹抜部分に小窓を設けています。

しかし、お隣の家が迫っていてロケーションはいいとはいえません。
植栽などで工夫が必要かなぁ。

キッチンからテラスを見る↓
M邸は南より東のロケーションが断然いいので、
LDKは東をメインに計画しています。

リビングから吹抜を見る↓

この手摺の向こうは実は子供部屋。
仕切らずオープンになっています。

逆に子供室から吹抜を介してリビングを見るとこんな風に見える↓

プランの打合せでは、途中M様より
「子供室いらんのんちゃうん」という意見もありました。

また、「2階(子供室)の建ちを低くして欲しい」
「小屋裏みたいな部屋にして欲しい」というご要望もあり、
「ベランダもいらないし小窓でいい」とも。

最終的にはベランダを設け、掃き出し窓にすることになりました。
掃き出し窓が付くギリギリの高さを基準に2階の建ちを決めています。

2階子供室より東を見る↓

ベランダは布団を干したりするためにあった方が便利だし
このロケーションですから、小窓ではもったいない。
大きい窓で正解だったと思います。

しかし、M様の教育方針なのか?今までそのようにしてきた習慣なのか?
子供たちの部屋は寝るだけでよくて、勉強はリビングでするのだそう。
奥様が塾の先生なので、リビングの方が指導しやすいのかも。

その勉強カウンター↓
キッチンの脇、光庭に面した階段の下のスペースに設けています。

リビングから見ると・・・どこにあるか分かります?
階段の下の部分です。

空間はLDKとつながっているけど、
キッチンの袖壁で少し閉鎖的な要素も設けています。
ここで勉強して成績がグングン上昇することに期待!

私が玄関の窓から光庭の空を眺めていた時、
切り取った空からとんびがフレームインしてきました。

とんびの向こうには飛行機も見えます。
とんびはくるりくるりと輪を描きながら、
何度か旋回してフレームアウトして行きました。

そして慌てて2階の階段を上がり空を見ると
とんびは悠々と空を旋回し、飛行機雲と一緒に消えて行きました。

しばし、光庭の恩恵を堪能させてもらいました。

今はまだ、光庭はただの空間でしかないけれど
植栽や装飾などで、より癒しの空間となることでしょう。

楽しみです。

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ところで話は検査に戻りますが・・・
検査員の方はどの物件でも検査した家の感想を言うものなのだろうか?
他の会社ではどうなのだろう?いつも気になります。

検査はヒロ監督が立ち会うことが多いのですが、
設計担当が立ち会う場合もあり、
これまで私が立ち会った完了検査では
必ず検査員の方が感想を言ってくれました。
「木の家いいね~」と。

M邸もしかり。
役所の検査員の方は「これ何の木?」「いいね」と言い
センターの検査員は「おもしろい間取りやな」と言って帰りました。

いい評価をもらうと嬉しいけれど、ふと思う。
木の家はそんなに珍しいものなのだろうか?

新建材で造りこまれた家が多いということなのかもしれない。
残念ながら。


美装工事

いよいよ来週末に完成見学会を行う大松町M邸。
今、人員の配置や新聞広告の打合せなど準備をしています。

かれこれ10日前のM邸では、美装工事が行われておりました。

杉の無垢板や梁など、
工事中についた木の粉や埃を最後に水拭きしていきます。

脚立の上での作業がほとんど。

職人さんの後姿・・・と思ったら、M様のお父様でした。
施主工事満載のM邸。ヘルプのお父様が大活躍です。

もちろん、M様も一緒に作業されてますよ。

小屋の梁の上での作業もあります。

うちの家創りの場合、ほとんどの物件に施主工事があります。
大抵はワックス塗りや塗装作業なのですが、
M邸のように内容が盛り沢山の場合もあります。

施主自ら行うことで、その分をお見積もりから減ずることができるので
建て主にとってはプラスになります。

しかし必ずしも全ての物件に当てはまる訳ではありません。
体力的に、時間的に、数的に、技能的になどいろいろ要素はあります。

非力な女性や御年配の建て主の場合。
仕事が忙しくてまとまった時間が取れない(工程にのらない)建て主。
奥様が出産を控え、御主人さんだけしか作業する人がいないなど
そういった場合は施主工事ではなく、プロの工事になるわけです。

失礼ながら、技能的な判断をさせて頂く場合もあります。

上の画像のM様のように、
梁の上で作業をしてもらっても安心な方には任せられますが
「落ちないだろうか?怪我をしないだろうか?」と不安を感じる方には、
梁上の作業はおススメしていません。
出来る範囲での施主工事をお願いしています。

ということで
M様にはいろいろとチャレンジしてもらいました。
いつの日か
「あの時は大変だったな~」と懐かしく思う時もやってくると思います。
お疲れ様でした。


お引渡し

完成見学会も終わり、いよいよM邸もお引渡しとなりました。

設備関係はM様手配の項目が多いため
取扱説明は金属建具が中心。

高所窓のチェーン操作やシャッター雨戸の使い方などについて説明中。

YKKの網戸は「クリアネット」という商品で、
網戸が入ってないと錯覚するくらい網戸越しの景色が良く見えるため
掃き出しの窓は誤って引っかからないようにという注意もあり。

最後に玄関の鍵入式ですが
オーナーはこの時はみな笑顔になります。
M様も然り。

何もないところから始まり、家の形を造る過程を眺め
あれこれ仕様をどうするか悩み、汗を流してオーナー工事を行い
やっと自分の手に本物の鍵が渡るのですから
笑顔は当然と言えますね。

2つある玄関を、ご夫妻で一つずつ分担していました。
御主人、心配そうに奥様を見ています。
微笑ましいショットだったのでパチリ

私たちは工事期間中は工事用のキーで工事を行います。
直営方式なのでオーナーにも鍵を持ってもらいますが
それはあくまでも工事用。

工事用のキーは本物のキーを挿入すると
使用できなくなくなってしまいます。

お引渡しの際に、オーナー自らの手で本キーを挿入してもらい
工事用のキーが使えなくなったことを確認してもらうのです。

業者さんの説明が終わると監督の説明があります。
火災報知機の使い方や、お渡しする書類についての説明。

桑原電気さんも、今日火入れ式&取説に来ていました。
皆真剣に聞いていますが、中でもM様のお父様が興味津々のご様子。

今日初めて気付いた、空気の調節レバー↓
炎の型抜きデザインがカワイイ。ストーブにもマッチしてます。

今日はスゴク暖かい日でしたが、
お正月は新しい家でストーブを囲んで・・・一家団欒に期待ですね!

そして今日はまた、知恵の輪に続き
M様のお父様にお土産を頂いてしまいました。
お父様手作りの竹笛↓

竹の曲面と、幾何学的な形が不思議です。

断面が竹の繊維の水玉模様になっていて、
置いておくだけでも美しいフォルムでした。

学校の先生もプラスチックでできているホイッスルではなく
こんな笛を使ったらいいのにと思いました。

知恵の輪とともにゆたか野モデルに置こうと思います。

こんな手作りのモノをぜひ子供たちに触ってもらいたい。
出来合いのモノではなく、手作りの良さを感じてもらいたい。
そう思います。
お父様、ありがとうございました。

そしてM様、竣工おめでとうございます。
忙しい中、たくさんの施主工事お疲れ様でした。

今日は改めてイイ家になったなぁと感無量でした。
手前味噌になってしまいますね(笑)
とても離れ難い気がします。

また今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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