佐古U邸

DATA:
施工場所 / 徳島県徳島市
家族構成 / 1世帯住宅
延床面積 / 91.69平米/27.73坪
設計 /(YM設計㈲)


起工式

今日は建築吉日!U邸の起工式を行いました。

昨年9月に模型を作ってから、待ちに待ったこの日がやって来ました!
奥様も心待ちにして下さっていたのでしょうか!?
携帯の待受け画面に模型の画像を入れて下さっていました。
嬉しいです~。

朝9時過ぎから、寒い中での起工式でしたが、
太陽の光の中厳かに行われました。

佐古の諏訪神社にお願いしたのですが、宮司様は女性の方でした。

朝の光がとても綺麗にU様の土地を照らします。
宮司様の祝詞奏上の声が、はきはきとしていい響きでした。
普段から発声練習をしているのだろうか?

まずは刈初の儀
設計者が鎌で草を刈ります

続いて穿初の儀
U様が盛り砂に鍬を入れます。

続いて床鎮めの儀
宮司様が鎮め物をします。
(勢いよくズボッとしずめたのでちょっとビックリ)

最後に鋤入の儀
棟梁が鋤で砂をかけます。

この後は玉串奉奠
奥様が一生懸命祈っているその気持ちが撮影をしていた私にも伝わってきました。

最後に土地の四方を清めていきます。
が、所長、何やらお酒ばかり見つめている・・・。
もしやこれは・・・よそ見デスカ!?

実は、U様が御用意されたお酒が
何ともめでたいネーミングで!
お式が始まる前から、このお酒に食い付いていたのです。

「来福」
所長が撒くときに、とってもいい香りがしました。
大判振る舞いで、U様の土地にたっぷり浸み込んだお酒。
いい家にしたいですね!

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起工式から帰る道中、
八万町のS様と偶然並走になりました。
車の窓を開けてお互い手を振り合ったのですが・・・
思えば昨年の今頃はS邸の工事最中でした。
起工式の日にS様にお会いできるなんて、すごくすごくイイ感じです。

U様、本日はおめでとうございます。
これからも宜しくお願い致します。


顔合せ会

今日はU邸の顔合せ会を那賀川モデルで行いました。

まずはオーナーU様のご挨拶から

御主人様からは
今、外構工事をしている国府H邸の見学会がきっかけで
うちに興味を持って頂いた経緯などを伺いました。

奥様からは、
薪ストーブのお話を聞かせて頂きました。
学校の授業で、薪ストーブが取り上げられたことがあったとか。

その後連絡先や、現場の場所、駐車場の説明、プランの概要を説明します。
特に現場が佐古ということで、街中の工事になるため
搬入など安全に注意が必要です。

そして会食へと移ります。
乾杯の音頭をとるのは、オーナー御指名MアルミテックのMさん。

お待ちかねの食事。
(食事の前から隣にいる所長が「腹へったー」とうるさかったのよん)

食事が半分くらいすんだところで
各業者さんとスタッフの自己紹介をしていきます。

トップバッターはFスレートのMさん。

以前は、座っている順番でお隣からお隣へとバトンタッチしていたのですが
最近は、話した人が次の人を指名する方式になっています。

指名制で順不同の方が、
話題が豊富になっている気がします。

K機械産業のNさんは、
最近できたお子様のお話をしてくれました。

全員の自己紹介が終わるといよいよ会も終わりです。

最後の締めは、YM恒例の10本締め。
締めのお師匠、殿堂入りのS物産Oさん。
大変ユニークなお方です。

U様の感想は・・・
「個性的な人たちばっかりですねぇ」
確かに。

U様、おめでとうございます。
次は2月4日の棟上を目指して頑張ります!


基礎工事 基礎→建て方へ プレカット

佐古U邸はいよいよ明後日、棟上を迎えます。
今年はめっきり寒いので、当日は暖かいといいなぁ~。

さて、顔合せ会の後、
一度も現場のUPをしていなかったことに気付きました。

1月20日、立ち上がりコンクリートの打設完了。

オーナーU様はお近くにお住まいなので
きっと現場を見て(見守って)頂いていたと思います。

しかし、U様曰く
同僚の通勤経路になっているので、同僚の方が現場状況をよく知っている。
なのだそう。

オーナーの目に触れる機会はなかなかありませんが、
基礎工事を行っている間、現場以外の場所でも
同時進行で材の加工が行われています。

プレカット工場での作業。写真は棟梁。

墨出しを行ったのは一昨日の31日。
足場の影が出来ていますが、冬場なので太陽高度が低いのが分かります。
影が長い。

昨日は土台敷き。
昨日の時点では未だ現場の建屋は平面です。

そして今日、建て方1日目。
一気に1階部分が立ち上がり、平面世界から立体世界へ。
劇的に景色が変化する今日明日が、圧巻だと思う。

佐古の街中。
通行量も多いので、現場の職人サンたちも気が抜けません。

仮設トイレ、仮設電気、仮設水道、レッカー、搬入された材が
敷地いっぱいに並びます。
材の取り回しが大変だっただろうな~と想像できます。

2階の水平構面を構築して今日の作業は完了。
この後、養生をします。

明日は2階部分へ。

現場の大工さんたち、寒い中お疲れ様でした。
ゆっくりとお風呂で温まって、今日の疲れを癒してください。
明日も宜しくお願いします。


建て方2日目

一夜明け、今日のU邸は2階部分を建ちあげました。

眺める風景は2階の高さ。

前回の記事と比べてみて下さい。
早いですよね~。

画面左側、2階部分が跳ねだしており
外観の形状が見えてきました。

こちらは杉パネルを落とし込んでいるところ↓

室内壁としてそのまま仕上になります。
混ざり気なし。無垢木の壁。
私のようなアレルギー体質の方には、優しい造りと言えます。

この杉パネルは
巾135mmx厚30mmの板を柱間長さにカットし、
基礎工事の間に工場でパネル状に加工してあったもの。

加工が済んで、搬入準備を終えたパネル。
金物でサイドを縦方向につなげてあるのが分かりますか!?

杉パネルや構造材はレッカーで吊り上げ、欲しい場所へと運びます。

上にいる大工さんがレッカーから材を受け取り、
予定の場所へと納めていきます。

下での作業は棟梁↓

上の作業状況を把握し、次にどの材を上げるか決めていきます。

そのためにはレッカーが効率よく、かつ吊り上げ易いよう、材を並べる作業も重要。
吊り上げて運んだ後、
大工さんがそのまますっぽり納められるよう材の向きも大切です。

棟梁の頭の中に、構造がしっかりと刻まれている証しでもあります。

材を運ぶのはレッカー屋さんの仕事ですが、
レッカー屋さん目線で見ると奥の方はなかなか見えないんですよねー。

大工さんと声をかけあったり、手の合図を見ながら
微調整して材を送るのです。

私たちの普段の生活の中でも、
ちょっとしたことで距離感を誤ることってあると思うのですが
例えば少し開いたドアにぶつかったり、
目線高さに下りているものが見えなかったり
少しの段差を踏み外してカクッとなったり。

レッカー屋さんの距離感はすごく研ぎ澄まされているんじゃないのかな~?
と勝手に想像してしまいます。
(本当のところは聞いてみないとわからないけど)

とにかく現場で職人サンたちの作業を見る度、すごいなぁ~と思う。

明日はいよいよ上棟。
U様も楽しみにされているはず。
U様にはぜひぜひ、職人サンたちのスゴ技を見て欲しい。


棟上

U様、本日は上棟おめでとうございます!

朝9時の棟上
山際からのぞく冬の朝陽。
U邸の屋根高さからの景色です。

朝一番に棟上。
高い所は少し苦手とおっしゃっていたU様御主人ですが
全然そんな素振りもなく、槌打ちの儀を行っていました。

奥様が隣で見守る中、御主人が槌を振り上げておろす。

今日の天気は最高!。
動くとポカポカと汗ばむくらい暖かい良い日でした。

棟上を無事終え、記念撮影。
お二人とも晴れの天気に負けない最高にいい笑顔です!。

さて、棟が上がった後は、
いよいよ大工さんの屋根仕舞にも拍車がかかります。

次々と垂木が掛けられ、屋根の形が見えてきました。

屋根の上で材を待つU邸担当大工のTさん。
立ち姿が格好イイですよね~。

午前の作業を終えると、
U様がご用意して下さったお昼御飯を皆で囲んで頂きます。

が、その前に監督からの一言。
このとき必ず言うのは「安全」のことです。
看板の決まり文句じゃないけどやはり現場では「安全第一」が大切。

U様からも一言頂きました。

この後Tさんの乾杯の音頭で食事へ移りました。
可愛らしい飾り切りが沢山盛り込まれていたお弁当。
美味しく頂きました。ご馳走様でした。

番外編・・・オーバーラン(ほろ酔い)気味の二人もいました(笑)↓

午後になると足場にシートが掛けられ、
建物がすっぽり覆われました。

工事の状況を見守る所長。絵になってますよ。

隣の公園から見ると、養生シートから骨組みが透けて見えます。
U邸の屋根はこんな形。
完成したら、公園のジャングルジムの天辺から
我が家を眺めるというのもいいかもしれませんね。

さて、屋根の上ではどんなことになっているのでしょうか?

こんな状態です。
屋根の上で勾配をものともせず作業する大工さんの姿。
何回見ても、いつ見ても、格好イイし素敵です。
私にとっての棟上の醍醐味はこの姿だなぁ。
本当にすごいなぁ~と思う。
皆さん、体育は得意だった?のでしょうね~。

作業中は危険なため、
オーナーさんには職人サンたちが休憩している時に中を見てもらっていますが・・・
今日はU様が見ている途中で作業再開になってしまったので、
ここぞとばかりにこの雄姿を見て頂きました!

すごい近くで見て頂いたので、U様も驚いていました。
いい思い出になりましたでしょうか?

もっとお見せすると・・・

こんなことや

あんなことや

こんな作業をしています。しかもてきぱき手際よく。

空中散歩?
オシャレ番長Yさんと、棟にいる所長のユニットです。
(所長?そんなところで何をしていたん?)

屋根のルーフィングを敷き終えたら
現場を片付けて本日の作業は終了。

最後は集合してヒロ監督が次の段取りの確認をして、解散となりました。

(所長?左手に何やらしっかりと持っておるな!?)

久しぶりに楽しかったなぁ。
ハードなデスクワークの合間に、ほっと一息の一日でした。
U様や職人サンたちとのコミュニケーションは私にとっての癒しになりました。

U様、おめでとうございます。
そしてありがとうございました。


現場打合せ 外壁の打合せ

今日は佐古U邸で外壁の打合せがありました。

先週土曜日に伐採イベントに参加されたため
打合せの予定を土曜から今日へと変更したのです。

養生シートをまくってサンプルを眺める。

現場は現在屋根工事が終り、外断熱工事中

2階の窓から外を眺めるU様と所長

室内は1階と2階に分かれて大工さんが作業をしています。

1階で床板を張るT大工さん。
所長の熱い眼差しを浴びて、仕事がやりにくそう。
Tさんシャイなのに。

2階ではY大工さんが作業中。
足元には炊飯器セット中。

今日はフラット35Sの中間検査もあったのですが
検査員の方が化粧の躯体(真壁なので柱や梁が全部仕上になる)を見て
「すごいな~すごいな~」とつぶやいていました。
こういうのはちょっと嬉しいです。

U様ご夫妻、シンボルツリー杉丸太をなでなで。
今から、愛情を注入。

通る度に触られて、
U邸になくてはならない存在へと成長していって欲しい。
「この柱邪魔」と言われないでおくれよ~。

ナチュラル感&透明感のあるU様ご夫妻。
無垢木との相性もイイこと間違いなし!

それにしても木の香りは安息効果がありますねぇ。
室内で話していると、木のいい香りが充満していて
妙~にまったりしてしまいます。

その後、雨の中外で立ち話。
昨日とうって変わって寒い寒い。

今日から現場には新たな看板も出現↓

これがホントの看板娘
さくらもついています。

「今こんな工事を行ってますよ~」
というお知らせの看板。

行き交う方にU邸を温かく見守って頂ければ幸いです。
どうぞ宜しく。


現場打合せ 和紙&建具ワックス

U邸、いよいよ最後の打合せです。

が、・・・

担当のワタクシ、残念ながらちょっと腰を痛めまして事務所待機となりました。
U様には大変申し訳なかったのですが、
YMの星(所長)がいるので、ノープロブレム。

さてU邸は、かねてから施主工事で塗って頂いていたベランダの設置が完了。

シャープな印象を損ねないよう、手摺部分はパンチングメタルのパネルを使用してます。
街中なので、目線隠しに有効だし、穴が開いているので風の通りを損ねません。

楽しみにしていた見せ棚も仕上がっていました↓

U様はビン詰めを並べたいといっていたけど、中身は何だろう?
ピクルスとか?中身も見せ素材だったりするのだろうか?

ローリエなどの乾燥ハーブや茶葉などもいいですよね

合間にポトスやアイビーなどを飾ってもメリハリ効くし、
ホーロー系の食器や小鍋を置いてもカワイイなぁ。
妄想が膨らむわ~。

ケナフ和紙の打合せが終わると今度は建具のワックス指導

何やら密談中のU様ご夫妻と所長・・・

U邸はほとんど間仕切りをしない造りになっているので、建具の数は少ない。
施主工事を楽しんでおられるご夫妻には少し物足りないかもしれませんね。

いつものごとく、黙々・淡々と作業に勤しむお二人。
(でもメッチャ楽しんでいます。気持ちはハイテンショーン。多分。)

いよいよU邸も終盤に近づいてきました。
ゴールデンウィークが明けたら、すぐ役所の検査です。

震災の影響で建材や部品が揃わない状態での工事。
U邸は何とか無事確保できてほっとしています。


オスモ塗装 オスモ指導

佐古U邸に行って来ました。

どこの現場もそうだと思いますが、
東日本大震災の影響で、
建材や機器の入荷が困難なものがあります。

通常なら工程に沿って打合せをしていくのですが
U様にご協力を得て、
打合せを前倒しで行っています。

外は足場払いを終えたばかり。

公園の桜越しに見るU邸↓さくらは4分咲きくらいだろうか。

昨日は天気も良好で外にいると暖かかった。
桜もいっぱい花開いたんじゃないかな~。

さて、U邸。室内は内部仕上げ~造作へと入っています。

U邸内部は、ほぼ木の仕上げ。

壁にしてしまうと、閉鎖感が強くなる階段の壁に
ワンポイントでガラスブロックを入れ、ちょっと遊ばせてもらいました。

奥様が「カワイイ~」と言って下さったので、
私も心の中で「ね~」と言いましたよ。
いや、口に出して言ったかな~?

ガラスブロック好きなんです。
前から「すぎの家」に使いたくて使いたくて仕方なかったんですよね。
木との相性も抜群だと思う。

ちょっと妄想してもええですか?

ガラスブロック脇の階段に座って、
外からの光を感じながら
暖かい紅茶をお供に、まったりと読書するイメージですよ!

U様ぜひ(笑)

2階は、必要最小限の間仕切りだけで、オープンのプランにしているので
1階のリビングで過ごすよりも、2階で過ごす時間の方が多くなるかも。

2階から見える景色も桜がちらほら。

夕方からはオスモ塗りの指導。
熱心に説明する所長。

U様ご夫妻は、黙々淡々と作業をしていたので、
少し不安になり、途中で「楽しいですか?」と聞いてみた。

すると「楽しいです~」「こういうのするの好きです~」というお答えが帰ってきました。
ヨカッタ。

伐採イベントのときもそうだったけれど
「汚れてもいい格好で」とお話したのですが
U様ご夫妻は何だかとても美しい格好なんですよー。

どうもそれが気になって(笑)
それは汚れてもいい服なのかな~?
ああ、塗料がついちゃうーと塗っている横で余計な心配をしてしまった。

昨日は指導のみ。
施主工事なので、この先はU様に頑張って頂かねば!


オスモ塗装2日目

U邸は施主工事に入っています。
外部ベランダ・テラスのオスモ塗装は2回目の塗りです。

一昨日は諸々あって、所長に現場へ行ってもらいました。

春は名のみの風の寒さや~
という歌(早春賦)があるけれど、
もう日中は外にいると汗ばむくらいですね。

この日もポカポカ陽気。
U様ご夫妻も暑いくらいだったでしょうねー。

土台・梁などの構造部を塗り終え、乾燥中↓
天気がいいので、早く乾きそう。

作業は手摺部分の枠塗りに入っています。

いつも感じることですが、
U様ご夫妻は、お互いの波長というか空気感というか・・・
目に見えん漂う何か?が似ている気がします。

私は、先週7日に打合せに行ったのですが
その時に決めた家具や造作が、もう仕上がっていました。
大工さんはすごい。

2階のフリールームの一部を本棚で間仕切り↓
将来取り外して、※1台ずつ別の場所へセットすることもできます。

※本棚の数え方は・・・1架/1本が正解です。
日常的にあんまり馴染みがないので「1台」と書きました。

もともと予定になかった造作その一↓

座卓ライフになったため、
対面カウンター下の立ち上がり壁の奥行きを利用して飾り棚を造ることに。
大きさは異なりますが、壁のガラスブロックの正方形とイメージを合わせました。

もともと予定になかった造作その二↓
さてこれは?↓

U様のご要望により、キッチンの背面壁に見せ棚を造ることに。

見せ棚は、ビン詰めや缶詰めなどを見せるための装飾用の棚っちゅうことですが
ちょっと素朴な感じにするために、
埋め木用の杉丸棒を棚受けとして使うことになりました。

私個人としては、(甘々すぎない)カントリーも好きなので
アイアンなどの棚受けでもいいと思ったのですが・・・
所長が首を大きく横に振るので(笑)、この棒に決定。

この棒はうちのオーナー日和佐Wさんちからもらってきた棒です。

流木という案もあったけど、
そこまで甘すぎないスッキリした感じが所長好みなので(笑)

丸棒のどのあたりを使うかは、大工さんにお任せ。
さて、どんな感じになるのだろうか?
楽しみです。


お引渡し

先週土曜日、佐古U邸のお引渡しでした。

震災の影響も多少受けましたが
U様のご協力も頂き
早めの対応で、無事工程通りお引渡しができました。

おめでとうございます。

鍵挿入式↓ 御主人様、嬉しそうです。

鍵挿入式は、オーナーの手で工事中の鍵から本鍵に切り替えてもらう儀式。
本鍵を挿入すると、工事中の鍵は使用不可になります。

うちの場合は工事期間中もオーナーに工事用の鍵を渡し
お休みのときなど、自由に現場を見て頂くようにしています。

なので、U様も「某ビフォーアフター」番組のような
「まぁ!何ということでしょう!」的な感動はありません。
オーナーは既に隅々までご存知です。

それでも、楽しみにされていた「我が家」
「嬉しい」と言って下さる一言が、私たちにとっても嬉しい一言です。

お引渡しのスケジュールは取り扱い説明から始まります。

YKKAP、Fさんからシャッター雨戸の説明を受け↓

S水道さんから、トイレの使い方の説明を受け↓

同じく、S水道さんから洗濯パンについて説明を受け↓

H電気さんより、分電盤の説明を受け↓

さらに、エコキュートとキッチン、お風呂と続きます・・・・

説明中の画像をこうして並べてみましたが
お二人ともすごく熱心に説明を聞いていますね~。

各業者さんの取説が終わると、監督からの説明もあります。

給気口の掃除について説明中↓

ひととおり終わると、最後は書類関係の説明。

各保証書や説明書
工事の引渡し書類
各申請書類をお渡しして、取説は終了。

これで午前の部は終了です。

お昼を挟んで午後からは、施主工事に突入。
監督から塗り指導を受けた後、
杉の床にワックスを塗りこんでいく作業が待っています。

ワックスを塗る前に養生テープを貼る御主人↓

お引渡しと言っても、単に嬉しいだけじゃなく
オーナーにとっては結構大変な一日となります。

しかし、これがうちのスタイル。
所長曰く「自分の家は自分でメンテナンスするのが基本」

施主工事を行うことで家造りに参加してもらい、
参加してもらうことで、自分の家に愛着を持ってもらい、
移り住んでからも、自分の手でメンテをしながら
長く大切に住んでもらいたい。

そんな願いを込めています。

この日は生憎の雨でした。
例年より早い梅雨入り。

奥様は雨女だそうですが・・・・・確かに雨でしたね(笑)
でも、まあ「引渡しの日って雨だったよね~」と
それも後々思い出になっていいと思います。

新築祝いに訪れたのか・・・?早くも来客アリ↓

これは猫じゃな~。

取説が始まったときはなかったのに、いつの間に?

ふふふ。猫好きの私としては、姿はなくとも足跡だけでほんわ~ですわ。

すると奥様も「カワイイ~」と一言。スゴク嬉しかったナ~。
新しい家にこんな足跡がついてたら嫌がる人も結構多いと思うけど。

猫も犬も飼いたいとおっしゃるU様。

猫を飼っている私。
猫の爪研ぎの威力について話すと
「まぁ、研ぐよね~」とさらっとおっしゃった。

傷も味。
猫は爪を研ぐ生き物ですもの。
U様御夫妻のナチュラルさに改めて微笑んでしまった。

新築おめでとうございます。

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