今回は、分譲マンションの大規模修繕の
外壁タイルの打診調査のご紹介です。
打診調査とは?【タイル外壁・モルタル外壁】
大規模修繕工事で欠かすことのできないのが打診調査です。
打診調査とはパールハンマー(打診棒)と呼ばれる道具を
使用してタイルの外壁やモルタルの外壁を叩いて調査する
ことをいいます。
打診調査を行う目的は、外壁のタイルやモルタルの浮きの状況を
調べるため行います。
浮きというものは見た目には分からない為パールハンマー(打診棒)を
使用することで浮いている箇所を特定することができます。
パールハンマーを使用してどのように浮きが分かるのかというのは
軽く叩くことによって音の反響で浮いているかどうかが判断できます。
実際に浮いていると乾いた音がします。
打診調査は目視では分からないことを明確にしていくのが目的ですので
大規模修繕工事では絶対に必要な項目になります。
人通りのある場所では外壁のタイルやモルタルが落下してしまうと
大事故につながるので打診調査で脆い所を発見し事故防止に
役立てることができます。