玄関庇施工のご紹介です。
庇(ひさし)とは、玄関ポーチや窓の上に突き出すような形で設置された小屋根のことを言います。屋根の先端が外壁の外側まで張り出した 軒(のき)とは区別して呼ばれています。
庇の役割として、まず「雨よけ」
窓の上部に庇が出ていることで、小雨程度であれば室内へ雨水が侵入するのを防ぐことができます。玄関ポーチでも庇があればドアの開閉時に雨が吹き込むことを防げますね。
次に「日よけ」
直射日光を遮ることで夏の室内温度の上昇を抑え、紫外線による建具の日焼けを防ぎます。
最後に「防汚」
外壁についた埃が雨だれととも黒い筋となってサッシの縁から伸びているのをご覧になったことはありませんか。
庇があることで、サッシまわりの汚れや、窓ガラスの汚れはかなり軽減されます。
庇の木下地の上にルーフィングシートを張ります。
取合い部分からの雨水の侵入を防ぐための防水処理も念入りに行います。
屋根と同色の瓦を葺きます。
不燃ボードを張って、施工完了です。