T様邸改修工事⑥

床の下地工事。大引(おおびき)の上に根太(ねだ)が大引と直行するように設置。

その間に防音・断熱材をすき間なく入れ込んでいきます。その後仕上の床材を張っていく【根太工法】で行っていっております。

この仕上の床板材、ムク 杉板 浮造り(t=30)を使用してます。

幅が190㎜、厚さ30㎜、長さ4.0mの板です。両側を 雄実(おすざね) 雌実(めすざね) と呼ばれる、相互に差し込むための本実加工を施したものです。

この加工をすることで、表面に釘の頭を出さずにしっかりと固定できる造りとなっています。

 

釘の頭の見えない綺麗な仕上がりとなっています。

 

K様邸新築工事㉛

足場が解体されました。

綺麗に仕上がった外壁が姿を現しました。

キッチン取付

内部の工事がどんどん進んでいます。

富永ジョイナー有限会社 富永氏に製作依頼をしました木製建具もいよいよ出来上がり間近だそうです。

 

 

 

安楽寺~第6番札所~

ネットニュースで、お寺にガチャガチャが置いてあるというのを見かけて、出かけてみました。

四国霊場6番札所【安楽寺】

入り口の仁王像。

怒りの表情を阿形像・吽形像も表しているはずなのですが、こちらの阿吽像はどことなくユーモラスさと優しさを感じます。

多宝塔と日本庭園。

塔の周りの基壇に四国八十八カ所の砂が埋められているので、外部を一周することで四国八十八カ所のお砂ふみをすることができるそうですよ

ガチャガチャでひいたのはこちら

「毘沙門天」でした。

ガチャガチャに入れてほしいグッズを安楽寺のInstagramで

募集しているそうです。

 

 

 

T様邸改修工事⑤

床の下地の施工がすすんでおります。

大引に根太を架け渡していってます。

こちらは先日ご紹介した玄関の「式台」の取付の様子です。

上がり框も取付けられています。

 

K様邸新築工事㉚

玄関からLDKにかけての壁の杉板張りの様子のご紹介です。

以前、当ブログでも【ムク杉材の抗ウイルス効果】についてご紹介しました。

木材には、インフルエンザウイルスをはじめ、ウイルス感染症に対して一定の抑制効果があることが確認されています。

木材は、空気が乾燥している状態では、木材中に含まれている水分を放出して収縮し、湿気の多い状態では空気中の余分な湿気を吸収して膨張するという「調湿作用」を持っています。インフルエンザは、気温20℃以上、湿度50~60%の環境下で生存率が低くなるそうです。木材の調湿効果で部屋の中の湿度を保ち、乾燥を防ぐことでウイルス感染症対策にもつながります。

また木材の香りに含まれる成分にも抗菌作用があります。

上記のようなウイルスの感染力を素早く低下させる作用があるムク杉板を、K様邸の壁や床、天井にも施工させていただいております。

玄関入ってすぐホールの壁になります。

こちらはリビングの壁です。

こちらはキッチンになります。

先日も、ご近所の方から「こちらの建物からはいつも良い香りがする」とお声がけをいただきましたが、K様邸の現場は、建物の中に入る前から木の芳香が感じられます。

木の持つ天然の抗ウイルス・抗菌作用を味方につけたK様邸のお家づくり、順調に施工が進んでおります。

 

 

 

 

 

雲辺寺山

雲辺寺山は、香川県と徳島県にまたがる山で、四国霊場66番札所「雲辺寺」があります。

雲辺寺山頂へ、「雲辺寺ロープウェイ」で

スイス製の定員100人のゴンドラは日本最大級の規模だそうです。(現在はコロナ対策で定員は約半分に制限されてました。)

時速36キロで全長2,594m、高低差657mを約7分で移動するとのことで、あっという間に観音寺市街が遠くなっていきます。

訪れた時は、下界では20度超えの真夏日だったのですが、山頂の気温は14度。

日陰では吐く息が白くなり気温差に驚きました。

山頂駅をでると、足元に白い線が。

徳島県と香川県の県境です。お約束のようにしっかり県境をまたいだ写真を撮りました

天空のブランコでの写真を撮ろうとみなさん並んでましたね。私は遠くから写真だけとりました。

こちらは「雲辺寺」

本堂の横にある「おたのみなす」

願掛け石の前にある、石でできたナスの輪をくぐってから、願いを頼むをご利益倍増なのだそうです。私もくぐってお願いしてきました。

雲辺寺山頂は、この他にもいろいろな見どころ満載でした。

 

T様邸改修工事④

玄関に設置する「式台」の加工を行っています。

「式台」とは、玄関ホールの靴を脱ぐ部分と一段上がった廊下や床部分との段差部分との間に設置する一段低い板のことです。

この段差を分割すると、昇降がしやすくなりますし、履物を履くときに腰掛けることもできます。

 

四角い板も、大工さんの手にかかるとこんなに綺麗な曲線に仕上がります。

施工完了が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

K様邸新築工事㉙

火打梁(ひうちはり)のご紹介です。

天井部分の四隅のところに、斜め方向にかかっている梁のことを「火打梁(ひうちはり)」といいます。

台風や地震などの災害で水平方向にかかる力による変形を防止し、建物の補強をする役割を果たしています。

なぜ 火打(ひうち)というのか気になって調べてみました。

マッチのなかった時代、鋼鉄片に石英などの石片を打ち付けことによって出た火花を火口(ほくち)と称する黄麻(おうま)にアルコールを染み込ませたものに移して火をつけていました。この打ちつけていた方の石を火打石、鋼鉄片を火打金といい、火打石の形状が鋭角で三角形の形をしていることから、四隅にできた三角形のところに架ける梁ということで「火打梁」と呼ぶようになったそうです。(諸説あり)

もともとは木造建築の構造を補強する部材ですので、天井板を張ってしまうと見えなくなりますが、K様邸では、吹抜けになっている箇所では、あえてデザインのひとつとしてこの火打梁を露しにしています。

上の写真はどちらも天井の高さは同じですが、吹抜けを見上げた時にこの火打梁があることで、天井の高さが強調され、一層高く感じられるような気がします。

建物を補強する役割とおしゃれなデザイン性も持つ「火打梁」のご紹介でした。

 

 

事務所の花~5月

GWも終わりましたね。

事務所の入り口の花を植え替えました。

苗を購入のため、ホームセンターに行きましたが、花の苗はもちろん、

野菜の苗や土を購入しに来られている方がたくさんいらっしゃいました。

自宅で過ごす時間が増えたことで、ガーデニングや家庭菜園を始める方も増えているんでしょうか。

私も今年はピーマンとナスの苗ををプランターに植えてみました。

無事収穫できるようにお世話していきたいです

 

T病院車庫増改築工事③

「もう一台とめられるようにしたい」という施主様のご希望で行っていた車庫増改築工事。

先日無事完成いたしました。

屋根、外壁、塗装も完了です。

内部の再塗装も綺麗に仕上がっています。

 

 

 

K様邸新築工事㉘

玄関庇施工のご紹介です。

庇(ひさし)とは、玄関ポーチや窓の上に突き出すような形で設置された小屋根のことを言います。屋根の先端が外壁の外側まで張り出した 軒(のき)とは区別して呼ばれています。

庇の役割として、まず「雨よけ」

窓の上部に庇が出ていることで、小雨程度であれば室内へ雨水が侵入するのを防ぐことができます。玄関ポーチでも庇があればドアの開閉時に雨が吹き込むことを防げますね。

次に「日よけ」

直射日光を遮ることで夏の室内温度の上昇を抑え、紫外線による建具の日焼けを防ぎます。

最後に「防汚」

外壁についた埃が雨だれととも黒い筋となってサッシの縁から伸びているのをご覧になったことはありませんか。

庇があることで、サッシまわりの汚れや、窓ガラスの汚れはかなり軽減されます。

庇の木下地の上にルーフィングシートを張ります。

取合い部分からの雨水の侵入を防ぐための防水処理も念入りに行います。

屋根と同色の瓦を葺きます。

不燃ボードを張って、施工完了です。

 

 

 

K様邸新築工事㉗

先日、K様ご夫妻と弊社社長がご一緒に、「富永ジョイナー有限会社」様併設のギャラリーへ見学に行ってまいりました。

富永ジョイナー有限会社は明治28年創業、自らを「徳島県の阿波指物集団」と称し、国内のみならず、海外にもその活動の場を拡大し続けている素晴らしい企業です。4代目の作る繊細で精巧な指物は、弊社施工OBの方々にもファンが大変多いです。

弊社施工の木造建築の家具造作工事をこちらにお願いしていることもあり、今回もそのご縁でK様ご夫妻をギャラリーの方にご案内させていただきました。

4代目社長直々にギャラリーの案内とご説明。

2時間弱におよぶ4代目指物師の熱い語り口により、K様ご夫妻、木製建具の仕様を杉框の建具にグレードアップされました

指物師ならではの伝統工法による杉框建具、完成見学会でのお披露目予定です。期待度120%

富永ジョイナー

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