屋根工事、1回目の下葺きルーフィングシート張りまでご紹介しておりました。
ここからは屋根の断熱工事になります
緑色のシートの上に、① 断熱材 を敷きます。その上に ② 縦通気用垂木 を設置。その上から ③ 合板 を軒先から棟側に向かって張っていきます。
③ 合板を張った上から、さらに瓦葺き用ルーフィングシートを張ります。
そのルーフィングシートの上に、雨水や結露水が入ってこないように、軽量瓦を軒先から棟側へ向けて、葺いていきます。
瓦を一段毎に半分ずつずらしてならべていっています。
葺き終わると上のように千鳥柄になります。
このように瓦を葺くやり方を「千鳥葺き工法」といいます。
千鳥葺きの場合、隣り合った瓦と瓦の隙間から侵入した雨水等は下の瓦の真ん中から出るようになっているので、瓦の表面全体を均等に流れやすくなります。
横から見ても、きれいな仕上がりです。