外壁サイディングを張りが完了し、シーリング作業に入りました。
完了後からのシーリング作業の様子
シーリングの役割
①建材を固定する
シーリングの一番重要な役割は、建材を固定するためのいわば
接着剤としての役割です。
サイディングであれば、サイディング板と板の間の目地に
シーリングを施すことで、サイディング板同士をしっかりと接合し、
固定します。
②建材を保護する
サイディングなどの建材を隙間なくぴったりと張り合わせると、
雨風や地震などの揺れ・気温・気圧などの自然環境の影響により、
建材が欠けたりひびが入りやすくなります。
そこでサイディングの目地にシーリングを使うことによって
緩衝材となり、目地が建物の動きに追従します。
シーリングの存在がクッションの役割を果たすことにより、
サイディングへの負担を減らし、建材の欠けやひび割れ、
破損などを防ぐのです。
③建物の防水性や気密性を高める
シーリング材を建材の間に隙間なく埋め込むことにより
雨水の浸入を防ぎ、また、建物自体の防水性や気密性が
高まります。
シーリングは、雨漏りの応急処置などに使われることも多い
ようです。
外壁や屋根からの雨の浸入経路にシーリングを充填することで、
一時的に雨漏りを防ぐことができます。
サッシや天窓の隙間などからの雨漏り対策にも使用されます。