前回、セルフレベリング工事の事前準備の様子を
ご紹介しました。
いよいよ流し込む作業に入っていきます。
その前にこちら
なんだか丸い円が書いてあります。
円の真ん中には丸い筒状のものが置いてあります。
筒の部分に何か流し込んでいますね。
・・・ではなく
実はこちらは流し込むレベリング材の軟らかさを調べていたんですね
コンクリートの硬化前の軟らかさを示す値のことをスランプ値といいます。
上の写真は、素材を流し込んだ筒を外して、円形に広がったコンクリートの直径を測って、
スランプ値を調べていたんです。
こちらの素材は22センチ以内であればなのでほぼほぼぴったりです。
いよいよ流し込みです。
ホースを使って移動しながら流し込んでいきます。
その後を、トンボを使ってきれいに均していきます。
その後、場所を移動しながらすべての施工箇所に流し込んでいきます。
乾燥が非常に速いことは前回のブログでもお話しましたが、
素材が非常に柔らかいので、風が当たっただけでも波打ったりしてしまう恐れがあるんですね。
そのため、乾燥までは窓や開口部はふさいだままにしてあります。
ご存じの通り、今年の夏はかなりの暑さで普通に外にいるだけでも
倒れてしまいそうな猛暑の中、黙々と作業をこなしていく現場の方々には、
いつも頭が下がります。