H様邸新築工事⑦

今回も防水工事の様子をご紹介します。

今回ご紹介するのはシート防水工事です。

厚さ1.2㎜の合成ゴムを原料としたシートを専用の接着剤でコンクリートに貼り付けます。「接着工法」という工法です。

シート防水は、防水工法の中でも耐久性、耐候性が高く、広い面積を一度に施工できることから費用対効果が高い工事です。ただし、複雑であったり細かい施行箇所には不向きと言われています。

そこで、こちらの現場では前回のブログ(8/8新築工事⑥)でご紹介したように、壁の立上り部分などのシートが貼りにくいと思われる施行箇所については、念のため、ウレタン塗膜防水処理をおこなっています。

まずはプライマーを下地に均一に塗っていきます。十分に浸透させるために何回か重ねて塗ることもあります。

 

次に接着剤を塗っていきます。

 

ルーフドレン、出・入隅角まわりには増し貼り用シートを貼り付けます。

 

いよいよシートを貼っていきます。

貼り付けた後、ローラーできっちり転圧しています。

ベランダの端の立上り部分はさらに丁寧な作業が行われています。

シートの貼り付けが完了しました。

この後、仕上塗装に入ります。

その様子は次回ご紹介しますね