今回も防水工事の様子をご紹介します。
今回ご紹介するのはシート防水工事です。
厚さ1.2㎜の合成ゴムを原料としたシートを専用の接着剤でコンクリートに貼り付けます。「接着工法」という工法です。
シート防水は、防水工法の中でも耐久性、耐候性が高く、広い面積を一度に施工できることから費用対効果が高い工事です。ただし、複雑であったり細かい施行箇所には不向きと言われています。
そこで、こちらの現場では前回のブログ(8/8新築工事⑥)でご紹介したように、壁の立上り部分などのシートが貼りにくいと思われる施行箇所については、念のため、ウレタン塗膜防水処理をおこなっています。
まずはプライマーを下地に均一に塗っていきます。十分に浸透させるために何回か重ねて塗ることもあります。
次に接着剤を塗っていきます。
ルーフドレン、出・入隅角まわりには増し貼り用シートを貼り付けます。
いよいよシートを貼っていきます。
貼り付けた後、ローラーできっちり転圧しています。
ベランダの端の立上り部分はさらに丁寧な作業が行われています。
シートの貼り付けが完了しました。
この後、仕上塗装に入ります。
その様子は次回ご紹介しますね